ランドセルの製造工程
職人による熟練のランドセルづくりをご覧ください
ランドセルができるまで
熟練の職人による手作りランドセル
まごころを込めて作ります
型抜き作業
型抜き作業〜写真では、ランドセルのカブセ(フタの部分にあたります)の革を裁断しています。細かいキズや塗装ムラ、血筋跡を避けて一枚一枚慎重に裁断します。
芯材に盛り上げを入れている工程
大マチのベースになる芯材に盛り上げを入れている工程です。これによりランドセル側面がほっこりとした仕上がりになります。
芯と革を貼りあわせる工程
芯と革を貼りあわせる工程。ズレたり片寄らないように慎重に行う作業です。
ミシンを掛ける箇所を予め念引き
ミシンを掛ける箇所を予め念引きして(線をつける)当たりをつけます。
大マチの完成品
盛り上げ芯の回り全てにミシンを掛けて大マチの完成品です。
3層構造のウレタンフォーム
背当て部分の中身はこの様な感じです。3層構造のウレタンフォームを慎重に貼って行きます。
ソフト牛革を押さえながら貼りこみます
その後、ソフト牛革を押さえながら貼りこみます。この時しわやブカ付かないように気をつけます。
T字型の革を中心に貼っている工程
スドウの特長であるT字型の革を中心に貼っている工程です。
前段部分の縁を革で包みこむように縫い上げる作業
前段部分の縁を革で包みこむように縫い上げる作業です。
底板を取り付けて強度を増します
ランドセル底部に錠前(二段式マグネット錠)を取り付けた後、頑丈な内部構造を確保するため、底板を取り付けて強度を増します。
背裏部分とランドセル前部とを張り込む作業
背裏(せうら)部分とランドセル前部(本体)とを歪まない様に慎重に張り込む作業です。
重要なランドセル底の角部分の接着
特に重要なランドセル底の角部分はステッチが外れたり、浮いたりたりしない様しっかりと接着します。
ランドセル本体部分の仕上げ
0番(太く丈夫な)の糸で縫い上げます。ランドセルを抱え込みながらの作業となりますのでとても体力の要る作業です。最も重要な最後のランドセル本体部分の仕上げ工程です。
鞄製作に欠かせない道具
穴を空ける工具(ハト目打ち)や丸ギリ、ひしギリ、小判空けや包丁等主に鞄製作に欠かせない道具です。